デザインのコンセプトなどを説明する水戸岡さん=14日、軽井沢町

デザインのコンセプトなどを説明する水戸岡さん=14日、軽井沢町

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3世代だんらん、軽井沢駅遊園地 しなの鉄道が概要発表

信濃毎日新聞(2017年3月15日)

 しなの鉄道(上田市)は14日、開業20周年に合わせて進めている軽井沢駅(北佐久郡軽井沢町)の開発事業の概要を発表した。駅に隣接する軽井沢町所有の「(旧)軽井沢駅舎記念館」を改札として活用するほか、「駅ナカ」(駅構内)に遊園地「森の小リスキッズステーションin軽井沢」(仮称)を整備する。4月に着工し10月にオープンさせる。

 デザインは、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」やしなの鉄道の観光列車「ろくもん」などを手掛けた工業デザイナー水戸岡鋭治さん(69)が担当。発表会に出席した水戸岡さんは、遊園地について「6歳以下の子どもと65歳以上の方のワンダーランド。3世代が一緒にだんらんを楽しめる」と説明。「ぬくもりのある木や遊休の線路を使い、オンリーワンの遊び方を提案したい」と述べた。

 1、2番線ホームと旧1番線ホームの間をデッキでつないで広場を設ける。ミニトレインやレールバイクなど鉄道を身近に感じられる遊具も用意。車輪を付けた店舗を集めた「ローリングキッズタウン」を整備し、飲食や買い物を楽しめるようにする。カフェやそば、パン、時計、本、洋品などの店を想定している。

 記念館の1階は現在の駅事務室を移転して改札口を新設するほか、飲食店を誘致する。旧貴賓室がある2階は、ろくもんの乗客用ラウンジとして使用。記念館のホーム側には子どもが安全に電車の発着を見学できる「キッズハウス」を設置するという。

 一方、現駅舎3階にある改札は維持し、事務室移転後のスペースに店舗を拡充する。10月以降に着工し、2018年春オープンを目指す。

 総事業費は約2億5千万円。しなの鉄道の玉木淳社長(46)は「電車に乗るための場所ではなく、訪れて楽しい駅空間を目指したい」とあいさつした。

 町は、記念館で現在展示している写真や資料などについて、一部は所有者の意向を確認して返し、その他は軽井沢観光会館に移す方針。

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