アニメやゲームのキャラクターなどに扮(ふん)するコスプレの催しが9日、飯田市のかざこし子どもの森公園で開かれた。市内外の約70人が、思い思いの衣装をまとって集合。アニメやゲームの舞台をイメージしながらポーズを決め、互いに写真を撮り合った。
毎年11月に開く「飯田丘のまちフェスティバル」でコスプレイベントを主催している有志らの実行委員会が、ファンらが自慢のコスプレを披露する機会をもっと増やそうと、8年前から7月にも開くようになった。
人気ゲーム「シュタインズ・ゲート」の主人公の衣装とメークで参加した市内の男性(23)は「キャラクターになりきることが大事」と話し、公園にある神社の前でお気に入りのポーズをとっていた。
実行委によると、県内のコスプレイベントは減少傾向にあるといい、市がアニメなどのサブカルチャーをテーマにした中心市街地活性化に力を入れていることもあって、担当者は「『サブカルの街飯田』をさらに定着させていくためにも、催しは今後も続けていきたい」と話していた。