飯田下伊那地方の伝統野菜などを生産者らが販売する「南信州産物フェア」が26日、飯田市のイオン飯田アップルロード店で開かれた=写真。5団体が出店し、県の「信州の伝統野菜」に認定されている下伊那郡天龍村の「ていざなす」、下條村の「下條にんにく」などが並んだ。
南信州農業振興協議会と県南信州地域振興局が主催。飯田市上村について研究している飯田OIDE長姫高校の3年生6人は、上村下栗地区の住民たちに交じって店頭販売を体験した。
長さ30センチほどのていざなすを買った市内の小林ヤス子さん(90)も「普段あまり見ない野菜が並んでいて買い物が楽しかった」と話していた。
フェアは27日も午前9時〜午後5時、同市上郷飯沼のイオン飯田店で開く。