高岡市出身の漫画家、藤子・F・不二雄さんの人気キャラクター「ドラえもん」などでラッピングされた万葉線「志貴野中学校前電停」の完成披露式典が3日、高岡市あわら町の同電停周辺で行われた。この日はドラえもんの誕生日に当たり、出席者は「ドラえもん電停」の完成と誕生日を祝った。
ラッピング車両「ドラえもんトラム」の運行5周年に合わせて、市や万葉線などでつくる実行委員会が企画。ホーム側はキャラクターや「ひみつ道具」を、道路側は車窓を眺めるキャラクターと「どこでもドア」をあしらい、ドラえもんの世界観を表現した。
藤子・F・不二雄さんの作品を紹介する「ふるさとギャラリー」(同市中川)に向かう市役所前の歩道の路面には誘導サインを施し、ギャラリーへのアクセスも楽しんでもらう。
式典では、高橋正樹市長があいさつ。万葉線株式会社の竹平栄太郎社長、橘慶一郎衆院議員が祝辞を述べた。
誕生日に合わせて「ふるさとギャラリー」は入館者先着93人を対象に、オリジナルポスターをプレゼントした。