旅行客が荷物を預けて観光できる「手ぶら観光カウンター」のサービスが9日、富山駅の商業施設「きときと市場とやマルシェ」内にあるヤマト運輸の宅配窓口で始まった。
「手ぶら観光カウンター」は、手荷物の配送や一時預かりサービスを提供している全国の駅や商業施設の宅配窓口を対象に、国土交通省が認定している。外国人旅行者が利用しやすいよう、英語での案内や海外配送を行っているなどの条件を満たすと、共通ロゴマークを使用できる。
同省によると県内では初の認定で、とやマルシェ内のカウンターには、ロゴマークが新しく設置された。ヤマト運輸富山駅前支店の倉沢守支店長は「新幹線で富山を訪れる海外の観光客にご利用いただき、身軽になって観光してほしい」と期待を寄せた。