高岡市のあいの風とやま鉄道福岡駅2階にある福岡観光物産館で23日午後6時から、初のライブ「夜音茶屋Live@福岡駅」が開かれる。若い世代に迫力ある演奏を体感してもらおうと、同市木舟町の喫茶店「山町茶屋」の宮田由理店長(41)が企画。駅は利用者が多い場所であることから、イベントの盛り上がりに期待している。
宮田さんは毎月、自分の店でライブ「夜音茶屋」を開き、音楽の魅力を伝えている。今回はお酒やソフトドリンクを注文して飲みながら演奏を楽しんでもらう形。「若い人にぜひ生の演奏を味わってほしい」と言う。
出演するのは、ボーカルの音空(のあ)さん(黒部市出身)とギターの山崎剛史さん(射水市)による音楽ユニット「NoA(ノア)」と、2月にメジャーデビューを果たした東京在住のミュージシャンyonoa(ヨノア)さん。
山崎さんは、高岡市のギター職人、荻野裕嗣さん(40)が作ったアコースティックギターを使用する。荻野さんは「ライブではギターの音が振動になって伝わってくる。耳だけでなく体全体で感じてもらいたい」と話し、本番では音響を担当する。
入場料は千円(高校生以下無料)。問い合わせは山町茶屋、電話0766(25)1117。