雪つり作業が進む北方文化博物館の庭園=11日、新潟市江南区

雪つり作業が進む北方文化博物館の庭園=11日、新潟市江南区

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本格的な冬に備え 雪つり作業着々 北方文化博物館

新潟日報(2014年12月12日)

 新潟市江南区の北方文化博物館の庭園で、樹木を雪から守る雪つり作業が進められている。先週からの大雪がまだ残る中、11日は庭師2人がツツジなどの枝を縄で縛り、本格的な降雪に備えた。

 博物館は約2万9千平方メートルの敷地に、ドウダンツツジやアカマツなどの樹木が植栽され、うち約200本に雪つりが施される。

 作業は11月下旬に開始した。大きな樹木はすでに作業を終えており、大雪の被害は小枝が折れる程度で済んだという。

 庭師は樹木に4本の支柱を立て、先端から垂らした縄を1本ずつ枝に縛って円すい状にしていった。70年近い経験のある庭師、小池勝栄さん(82)は「縄でつった樹木に、さらっと雪が積もった景色はとてもいいので、来て見てもらいたい」と話していた。

 作業は年内いっぱい続く予定。

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