佐渡汽船の直江津-小木航路を結ぶ新造高速カーフェリー「あかね」と上越市の名所をPRする大型看板が直江津港近くの国道脇にお目見えした。迫力ある写真がドライバーらの目を引いている。
あかねは、北陸新幹線開業から約1カ月後の4月21日に就航する予定。看板は上越、佐渡両市の広域観光を進めようと、直江津地区の商業者らでつくる「直江津港周辺活性化協議会」が設置した。
大きさは縦1・8メートル、横5・4メートル。全体の4分の1のスペースにあかねのイメージをプリントした。残
りのスペースには、上越市内に築かれた高田城、春日山城、福島城の写真やイラストを盛り込んだ。あかね以外の部分は季節に合わせて変更し、夏の「直江津港フェスティバル」や冬の「寒ブリ祭」などを発信する。
設置場所は直江津港から700メートルほどの距離にあり、港に向かう車から見える。協議会の柳沢英次会長は「看板を目にして、あかねに乗りたいと思ってもらえればいい。併せて地元の魅力を発信し、多くの旅行者から上越市内を巡ってもらいたい」と期待した。