第40回水仙まつり(越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)は17日、南越前町河野の河野シーサイドパークで開幕した。みぞれが降るあいにくの天気となったが、同会場での「荒波フェスタ」は、上品な香りの水仙や海の幸を求める県内外からの来場者でにぎわった。水仙まつりは31日まで。
南越前町河野総合事務所で開会式があり、西川知事や川野順万・南越前町長、内藤俊三・越前町長ら関係者約50人が出席し、開幕を祝った。第40回を記念してフェスタでは、関係者や水仙娘による餅まきも実施。来場者は餅を求め、あちこちで手を伸ばしていた。
水仙娘3人による600人分の水仙の無料配布は、2回に分けて行われ、長い行列ができた。3人と一緒に写真が撮れる時間も用意され、家族連れらが並んでシャッターを切り、思い出を残していた。また越前ガニやカニ汁、おろしそばなどを販売するブースもにぎわった。