見頃を迎えた坂口記念館の雪椿園=9日、上越市頸城区鵜ノ木

見頃を迎えた坂口記念館の雪椿園=9日、上越市頸城区鵜ノ木

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匂い立つ 雪椿100種盛り迎え 頸城区・坂口記念館

新潟日報(2015年4月13日)

 上越市頸城区鵜ノ木の坂口記念館で、約190本の雪椿が見頃を迎えている。赤や白、ピンクの花が咲き競い、訪れる人を楽しませている。

 同館は応用微生物学の世界的権威で「酒の博士」として知られる故坂口謹一郎博士を顕彰する施設。敷地内の「雪椿園」には坂口博士が愛好した雪椿が約100種植えられている。

 同館によると、ことしは春先の好天で開花が早く、3月末ごろに咲き始めた。見頃は20日ごろまで続くという。品種や日当たりによって咲く時期が異なるため、これから開花する木もある。

 9日は、ゆっくり散策しながら花を眺める市民の姿が見られた。同市吉川区原之町、無職石野武安さん(78)は「椿はかれんで終わり際も美しい。自宅の庭にも植えてあるが、違う種類も育ててみたい」と見入っていた。

 同館は19日まで「酒とつばきの祭典」として、抹茶のサービスや甘酒を販売している。問い合わせは坂口記念館、025(530)3100。

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