百間滑そばに整備されたバイオトイレ

百間滑そばに整備されたバイオトイレ

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名所「百間滑」散策快適に 立山山麓・遊歩道沿いにバイオトイレ整備

北日本新聞(2015年5月28日)

 富山市大山地域の立山山麓あわすのスキー場周辺の遊歩道沿いにある名所「百間滑(ひゃっけんなめ)」そばに市がバイオトイレを整備した。これまで近くにトイレはなく、女性観光客を中心に要望が出ていた。

 立山山麓エリアは、森林浴に適した森林セラピー基地に認定されている。中でも百間滑は人気スポットで、長さ約200メートルある一枚岩の上を水が流れる。

 これまでトイレを使う場合、百間滑から約20分かけて同スキー場多目的センターやペンションに向かう必要があった。

 トイレは昨年11月下旬に完成。バクテリアで排せつ物を浄化し、処理した水が循環するため環境に優しい。総事業費は約1700万円。今月から稼働し、ことしは11月3日まで利用できる。

 トイレと遊歩道を管理するNPO法人あわすのによると、早速女性客から「安心して散策を楽しめる」との声が寄せられているという。平井建夫理事長は「快適に散策できるようになった。ぜひ来てもらいたい」と話している。

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