宅配弁当の宝来(富山市向新庄町、大澤晃男社長)は28日、富山市総曲輪にヘルシーな定食を味わえる「街なか食堂Hourai」をオープンさせた。健康志向のメニューで人気が高い「タニタ食堂」と同じ日替わり定食を提供する店舗で、初日から大勢の人が訪れた。
定食は一汁三菜で500キロカロリー、野菜摂取量200グラム、塩分3グラムを目安としている。初日は「根菜とひき肉のしぐれ煮定食」を提供した。宝来が考案した野菜を中心としたオリジナル定食もある。各テーブルには、計量器とタイマーが置いてあり、ご飯の量を調整してもらうほか、ゆっくり時間をかけて食べてもらう。
タニタ食堂は、健康計測機器メーカーのタニタ(東京)が東京・丸の内などで展開している飲食店。宝来の従業員がタニタ公認のシェフ資格を取得し、両社がパートナー契約を結んだ。宝来によると、タニタ食堂のメニューを出す店舗は北陸初という。