魚津水族館(魚津市)は4日、3月に生まれた雌のゴマフアザラシに公募で「ハル」と名付けたと発表した。名付け親となった富山市堀川町の濱谷真千子さん(28)に同館で記念品を贈った。
アザラシのプール前でセレモニーがあり、職員が紙に記した名前を披露した。アザラシのぬいぐるみを贈られた濱谷さんは「ハルがみんなに愛され、元気にすくすく育ってほしい」と述べた。
濱谷さんは、母アザラシのまちこが昨年死産したことから心配していたが、ことし3月19日に無事に赤ちゃんが生まれたことを知って水族館を訪れた。季節と同じように、まちこや水族館にとっては、待っていた春が来たと思ったことからハルの名が浮かび、応募した。
名前の募集には592件の応募があった。