記念品のぬいぐるみを手に、名前に込めた思いを語る濱谷さん(中央)=魚津水族館

記念品のぬいぐるみを手に、名前に込めた思いを語る濱谷さん(中央)=魚津水族館

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赤ちゃんアザラシの名は「ハル」 魚津水族館

北日本新聞(2015年7月5日)

 魚津水族館(魚津市)は4日、3月に生まれた雌のゴマフアザラシに公募で「ハル」と名付けたと発表した。名付け親となった富山市堀川町の濱谷真千子さん(28)に同館で記念品を贈った。

 アザラシのプール前でセレモニーがあり、職員が紙に記した名前を披露した。アザラシのぬいぐるみを贈られた濱谷さんは「ハルがみんなに愛され、元気にすくすく育ってほしい」と述べた。

 濱谷さんは、母アザラシのまちこが昨年死産したことから心配していたが、ことし3月19日に無事に赤ちゃんが生まれたことを知って水族館を訪れた。季節と同じように、まちこや水族館にとっては、待っていた春が来たと思ったことからハルの名が浮かび、応募した。

 名前の募集には592件の応募があった。

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