たわわに実ったブドウの房に袋を掛ける従業員ら=富山市婦中町吉谷の山藤ぶどう園

たわわに実ったブドウの房に袋を掛ける従業員ら=富山市婦中町吉谷の山藤ぶどう園

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ブドウ大ぶり 婦中の農園、房に袋掛け

北日本新聞(2015年7月8日)

 二十四節気の一つで、暑さが本格化する頃とされる「小暑」の7日、富山市婦中町吉谷の山藤ぶどう園(山藤重徳社長)では、従業員らがたわわとなったブドウの実を守る袋掛け作業に追われた。

 山藤ぶどう園では午前中、おくて品種「ベリーA」の畑で、従業員やアルバイトらが20センチほどに育った大ぶりの房に白い紙袋を丁寧に掛けていた。強い日差しや雨露を避け、病害虫で実が傷むのを防ぐ効果があるという。作業は今週末まで続く。

 同園は約6ヘクタールの畑に食用やワイン用のブドウ約40品種を栽培しており、8月中旬にはわせ品種の収穫が始まる。山藤社長は「5月の好天で生育は順調。大粒で甘いブドウになりそう」と話している。

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