上越市の高田公園で24日に開幕する蓮(はす)まつりに合わせ、同市仲町4の高田ターミナルホテルがレンコンや蓮の実をふんだんに用いた朝食を同日から提供する。ホテル側は「高田の蓮は東洋一とうたわれている。私たちも食で祭りの盛り上げに一役買いたい」と話している。
「はすの朝粥(がゆ)」と名付けた朝食は、蓮の実とレンコンのチップスを載せ、べっ甲あんをかけて食べる七分がゆがメーン。レンコンのしそ酢漬けやオイスター煮、レンコンを混ぜた紅白の白玉、養老寄せなどが付く。
同ホテルでは以前から蓮まつりに合わせて蓮づくしの夕食を提供しているが、朝食は初めて。田中芳美専務は「朝でもしっかり食べられる優しい味に仕上げた。味、見た目ともに食べる人を飽きさせないよう工夫を重ねた」と話している。
ホテル併設の料理店「大黒屋」で8月31日まで提供する。朝粥を取り入れた宿泊プランを設け、宿泊客以外も予約無しで注文できる。価格は800円(税込み)。時間は午前7~10時。問い合わせは同ホテル、025(523)5428。