第69回北日本新聞納涼花火富山会場は1日、富山市の神通川有沢橋下流で行われた。スターマインや尺玉など約3千発の花火が、富山大空襲から70年を迎えた富山の夜空を鮮やかに彩った。
北日本新聞納涼花火は富山大空襲から2年後の1947(昭和22)年、鎮魂と復興、平和への願いを込めて始まった。
尺玉を織り交ぜたスターマインで華やかに開幕。全国の花火師の技術の粋を集めた尺玉や、命の尊さをテーマにした音楽花火などが次々と上がった。幅200メートルにわたってスターマインが夜空を染める新しい演出もあり、大勢の家族連れや若者たちが光と音のショーを堪能した。
仕掛け文字花火「地域とともに131年 北日本新聞」の文字が浮かんだ後、スターマインと大玉花火が上がり、金色の光のシャワーがフィナーレを飾った。