「そろそろ僕に名前を付けて!」。上越市などでつくる新幹線まちづくり推進上越広域連携会議は、北陸新幹線の開業時に生まれたオリジナルキャラクター「モグラくん」(仮称)の愛称を募集している。
愛称募集は新幹線開業半年を記念した事業の一環。開業日に市民からなる「お出迎え隊」がモグラくんのタオルマフラーや横断幕を掲げて乗客を出迎えて以降、特に利用されることもなかった。この間、モグラくんは「自分の姿とよく似た北陸新幹線を追って地下を走り回っていた」といい、12日に上越妙高駅で半年ぶりに顔を出した。
キャラクターを作ったイラストレーター大塚いちおさん(上越市出身)は「駅や街がこれから発展していく中で、モグラくんも一緒に育ててもらえたらうれしい」と話した。連携会議は上越妙高駅のキャラクターとして活用したいとしている。
応募は公共施設にあるチラシや専用ホームページからできる。問い合わせは市新幹線・交通政策課、025(526)5111。