日本郵政グループが来年の正月に扱うおせち弁当に、日本料理の五万石(富山市桜町、安井恒夫社長)が開発した3段重おせち弁当が採用された。北陸3県の食材をふんだんに使っており、限定3500個。郵便局のネットワークを生かし、全国で味わってもらう。
2年連続の採用で、ことしは郵便局のみで注文できるオリジナル弁当を開発した。五万石千里山荘(富山市婦中町千里)が製造し、料理人の道場六三郎さん(石川県出身)が監修した。郵便局のおせちカタログでは、採用された13点でトップで紹介されている。
4人分で計45品目が入っている。「立山ポーク八幡巻き」「シロエビ入りさつま揚げ」など地元の食材をはじめ、昆布締めなどの郷土料理も多数使用した。価格は送料、消費税を含め2万4800円。
1日から郵便局でカタログによる申し込みのほか、インターネットでも注文を受け付けており、12月29~31日に届く。沖縄など一部は除く。11月26日までに申し込むと、千円割引きとなる。