富山市ファミリーパーク(同市古沢)の累計入園者数が11日、800万人を超え、節目の入園者となった富山市呉羽町の本田麻琴(まこと)ちゃん(1)に記念品が贈られた。
麻琴ちゃんは母の千晶さん(33)と一緒に記念のくす玉割りに参加。山本茂行園長が同園のライチョウ人工飼育にちなむ特大ライチョウぬいぐるみと記念証を贈った。トラを見るのが好きな麻琴ちゃんを連れ、月2回ほど散歩で同園を訪れているという千晶さんは「娘が1歳になったばかりでいい記念になった」と笑顔を見せた。
同園は1984年4月に開園。一時は入園者数が落ち込んだが、冬期開園の開始や呉羽丘陵の自然を活用したイベントの導入で2006年から増加傾向に転じた。無料エリアを設定した昨年度は過去最多の33万人余に達した。
この日は里山再生に取り組むNPO法人きんたろう倶楽部によるイベントもあり、招待された富山市のオレンジマートの利用客12組が散策やバーベキューを楽しんだ。