第11回魚津産業フェア「○○(まるまる)魚津」が17日、魚津市のありそドームと海の駅・蜃気楼(しんきろう)で始まった。市内を中心に107の企業・団体が出展し、自慢の商品や海の幸などの味をPR。大勢の人が飲食や買い物を楽しんだ。18日まで。同市と魚津商工会議所主催、北日本新聞社共催。
ありそドームには多業種の企業や農協などの各団体が出展。商品や技術を来場者にPRしたり、販売したりしていた。リンゴや野菜、かまぼこのほか、「魚津クリアラーメン」「バイ飯」といったご当地グルメも販売され、家族連れらでにぎわった。北陸職業能力開発大学校のブースでは子どもたちがものづくりを楽しんだ。
富山市の富山シアター大都会で17日に封切りされた映画「魚津のパン屋さん」のPRイベントも行われた。
海の駅・蜃気楼では「サンマ祭り」を初めて開催。焼きサンマ600匹を無料で振る舞った。魚貝類の浜焼きコーナーなども人気で、バイク仲間9人と訪れた長野県飯山市の小学校教頭、宮崎朗(あきら)さん(42)は「サンマは脂が乗っていたし、浜焼きもおいしい。魚津を満喫したい」と話した。
海の駅では18日、午前9時からベニズワイガニの詰め放題イベントがある。焼きサンマの無料提供(1千匹)は午前10時から。