朝日町草野の朝日内水面漁協で、特産のサケの薫製作りが最盛期を迎えている。20日も組合員が身を干す作業に追われていた。
地元の小川河口で捕獲したサケを使用。加工場では塩漬けにして冷凍保存したものを、塩抜きしていったん乾燥する。特製のたれに2日間漬けた後、桜の生木で2日間いぶす。ことしはサケが豊漁で、体長も例年より大きく、75センチ前後が多いという。
「桜の生木の香りが漂い、お酒のつまみによく合う」と水島洋組合長。来月上旬までに1500枚作る。値段は300グラムで800円。同漁協で販売する。