スキー場関係者が今季の無事故を祈った安全祈願祭=17日、上越市大貫

スキー場関係者が今季の無事故を祈った安全祈願祭=17日、上越市大貫

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安全なスキー場に 早い開業も願う 金谷山

新潟日報(2015年12月18日)

 上越市大貫の金谷山スキー場では安全祈願祭が行われた。みぞれが降る中、観光協会や消防などの関係者約20人がシーズン中の無事故と一日も早い開業を願った。

 ゲレンデ近くのあずまやで行われた神事では、関係者が神妙な面持ちで玉串をささげた。

 同スキー場は標高が低いため少雪の影響を受けやすく、開業できないシーズンがここ10年で2回あった。少雪が予想される今冬も営業を危ぶむ声が関係者から聞かれたが、祈願祭後、みぞれが雪に変わると「恵みの雪だ」と笑顔が広がった。

 金谷山スキー場安全対策連絡協議会の小堺昭一会長(86)は「安全対策には万全を期す。その上でスキーヤーは自己責任で楽しんでほしい」と話した。

 開業は積雪が70センチを超えてからで、例年は1月半ばから3月中旬まで滑走できる。

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