入善町の舟見リバーサイドパーク足湯施設「手足ぬくもり ひばり野湯」の営業が22日、同町舟見のパーク内で始まった。「手湯」があるのが特徴で、近くにあるバーデン明日(あけび)の客や負釣山(おいつるしやま)の登山者らの利用を見込む。利用無料。
里山の景色を楽しみ、近くを流れる舟川のせせらぎを聞きながら、温泉の湯で手足を温めることができる施設。町民の健康や町内外の利用者の交流を図ろうと、町が既存のあずまやを改修した。
町が肌に優しい「美人の湯」としてPRしているバーデン明日やふれあい温泉と同じ源泉の湯を掛け流しで使用。手を漬ける湯壺(ゆつぼ)を「手湯」として設け、手と足の両方を温めることができる。源泉の温度は46度で、湯量を調整して適温にする。収容人数は15人程度。総事業費は827万円。
営業時間は4~10月が午前6時から午後7時まで、11~3月は午前8時から午後5時まで。入善里山観光開発(越間敏郎社長)が管理運営する。
オープニングセレモニーで笹島町長が「観光や交流の拠点として、町内外の多くの人に利用してほしい」とあいさつ。鬼原征彦町議会議長が祝辞を述べた。町長や関係者が看板の除幕をした。