市は、ＪＲ糸魚川駅アルプス口（南口）側の観光スポットや飲食店などをまとめたマップを作製した。北陸新幹線開業を受け利便性が向上した駅南側を紹介し、観光客の街歩きに活用してもらう。

　これまで商店街が広がる駅北側の街歩きマップはあったが、駅南側は初めて。マップには駅１階にある観光発信施設「ジオパル」のほか、近くの天津神社や糸魚川歴史民俗資料館などの見どころを掲載した。

　駅の待ち時間などを使って玉翠園・谷村美術館などを１時間半で巡るコースや、フォッサマグナミュージアムを見学する２時間のコースも紹介している。

　Ａ３判二つ折りで、英語版も用意した。ジオパル内の観光案内所に置いてある。市交流観光課は「店の紹介など新しい情報を随時更新したい」としている。