入善町特産のチューリップが一面に咲き誇るイベント「にゅうぜんフラワーロード2016」が、4月9~30日に同町入膳のJAみな穂中央農業倉庫周辺をメーン会場に開かれる。ことしで20回の節目の開催で、規模は過去最大とする。実行委員会(杉澤忠司委員長)はポスターを作り、イベントをPRしている。
フラワーロードは1997年に始まり、町の春の一大イベントとして定着している。ことしはメーン会場のほ場が過去最大の8ヘクタールで、300万本のチューリップなどの花が咲く。4月16、17の両日にウエルカムイベントを開き、飲食コーナーを設けるほか、ステージイベントや特産品販売なども企画している。
ポスターはB1サイズを5枚、B2サイズを500枚作った。使用したチューリップの写真は、昨年に募集したフォトコンテストの入賞作品5枚。公募された写真をポスターに使うのは今回が初めて。東京の県アンテナショップ「いきいき富山館」など県内外の公共施設や旅行業者に配布する。
杉澤委員長は「過去最大の規模になるので、多くの人に来てもらいたい」と話している。
◇フォトコンテスト▽町長賞=早勢奈央(富山)▽実行委員長賞=島崎冬樹(魚津)▽佳作=岩城澄男(上市)長谷川純花(富山)東幸人(金沢)