エゴマの葉が入った県産紅茶を手にする下田さん=富山市町村の「暮らし工房WISTA」

エゴマの葉が入った県産紅茶を手にする下田さん=富山市町村の「暮らし工房WISTA」

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エゴマ葉入り紅茶開発 富山紅茶の会、爽やかな香り魅力

北日本新聞(2016年2月3日)

 県内の紅茶愛好者でつくる「富山紅茶の会」は、富山市産の茶葉とエゴマの葉を混ぜた紅茶「とやまの紅茶エゴマリーフティー」を開発した。2006年に発売したラベンダーティー、09年のアップルティーに続く県産ブレンドティーの第3弾。同会は「紅茶を通じ、おいしくて健康にも良い県産食材の魅力を伝えたい」と話している。

 エゴマはシソ科の1年草。葉には抗酸化作用が高いポリフェノールを含み、健康効果で注目を集めていることから、同会は2年前からブレンドティーの開発を始めた。

 今回使用した紅茶は富山市呉羽地区産の茶葉、エゴマは富山紅茶の会代表の下田美幸さんが農家に教わりながら市内で栽培した。配合比率を何度も試し、シソに似た爽やかな香りが、口の中で柔らかに広がる紅茶に仕上げた。「呉羽の茶葉は渋みが少ないので、エゴマの香りが引き立った。多くの人に楽しんでもらいたい」とPRしている。

 ティーパック4袋入りで520円。富山市の「地場もん屋総本店」「暮らし工房WISTA」、魚津市のホテルグランミラージュ、氷見市のひみ番屋街「みのりの番屋」などで販売している。

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