厨房室(右奥)が設けられた陶農館で、器を見ながら打ち合わせる(左から)釈永さん、犬島さん、中尾さん

厨房室(右奥)が設けられた陶農館で、器を見ながら打ち合わせる(左から)釈永さん、犬島さん、中尾さん

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越中瀬戸焼の器で新酒と旬の味を 窯元が3月イベント

北日本新聞(2016年2月4日)

 越中瀬戸焼の窯元でつくる「かなくれ会」(釈永由紀夫代表)は3月5日、立山町瀬戸新の陶農館でイベント「かなくれ食堂」を開く。富山の新酒と旬の味を窯元の器で味わってもらいながら、陶芸や食に関するトークを繰り広げる。北日本新聞社後援。

 イベントは毎年開き4回目。県の「歴史と文化の薫るまちづくり事業」で同館に整備された厨房(ちゅうぼう)の活用法を発信しようと食をテーマに据えた。

 懐石万惣(富山市)が山菜や魚を使った料理を調理し、中尾英力店主が旬の味の魅力を語る。新酒3種が提供され、酒商田尻本店(同)のきき酒師、犬島唯司さんが酒造の奥深さを解説する。かなくれ会のメンバーは、器の形状などが味や香りにも影響することを紹介する。

 中尾店主は「器と料理と酒の組み合わせで、それぞれの魅力が増すはず」と述べ、釈永代表は「好きな味や器を発見してもらいたい」と話した。

 飲食に加え、窯元によるぐい呑(の)みを手土産とし、参加費は1万円。問い合わせは同館、電話076(462)3929。

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