北陸新幹線開業1周年を記念したイベント「入善深層水かき祭り-冬の陣-」が3月12日、入善町下飯野の入善海洋深層水パークで開かれる。深層水で浄化したカキの炭火焼きなどが味わえる。町が開催1カ月前の12日に概要を発表し、イベントをPRした。
イベントは入善町や日本かきセンターなどでつくる実行委員会が初めて開催する。旬を迎えている全国5産地のマガキを用意。入善海洋深層水パーク前の町道を通行止めにし、20メートルを超える炭火コーナーを設置する。マガキは炭火焼き用と蒸しガキがあり、7個セットで千円。入善牡蠣(かき)ラーメンやアワビ、黒部川のイワナの串焼き、鮮魚なども販売する。
この日の発表会では、地元のカキ料理レストラン「牡蠣ノ星」や協賛店の女性スタッフらによる「牡蠣ガールズ」が法被姿でイベントのポスターを持ってアピールした。笹島春人町長は、昨年8月にオープンした同レストランの来館者が1万5千人を超えていることに触れ「人の流れをもっと大きな輪に広げたい。入善でしか味わえない魅力がたくさん詰まったイベントになる」と話した。
開催時間は午前10時から午後3時まで。マガキ10個と交換できる前売り券(千円)を200枚限定で販売している。問い合わせは実行委(町キラキラ商工観光課内)、電話0765(72)1100。