オープン前に地元住民らを招いて行われた「雛の町家」の内覧会=19日、新潟市秋葉区小須戸

オープン前に地元住民らを招いて行われた「雛の町家」の内覧会=19日、新潟市秋葉区小須戸

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町屋ひな尽くし 2月20日オープン 秋葉区・小須戸

新潟日報(2016年2月22日)

 20日にオープンした中野邸美術館の分館「雛(ひな)の町家」(新潟市秋葉区小須戸)で19日、地元住民らを招いた内覧会が開かれた。訪れた人たちは、築100年以上の町屋の風格と、つるしびな、ひな人形などの展示品を一足早く堪能した。

 内覧会では、訪れた人たちがひな人形の表情をのぞき込んだり、天井からつるされたつるしびなを見上げたりしたほか、写真を撮る人もいた。小須戸の主婦和泉百合子さん(75)は「町屋が生かされているし、華やかでいいですね」と感心していた。

 展示品は、福島県喜多方市の遠藤英雄さん(73)のコレクション。「かわいらしいつるしびなやひな人形を見て温かな心になってほしい」(遠藤さん)との思いで飾った。このほか古布のちりめんなどで作られた作品や、江戸時代の「享保びな」など貴重な展示も間近で見られる。

 午前9時半~午後4時半(最終入館は午後4時)。大人500円。3月まで無休。4月以降は水曜休館。問い合わせは中野邸美術館本館、0250(25)1000。

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