桃の節句にちなみ福井県越前町の県陶芸館茶苑で、150体を超えるひな人形が飾られている。季節の趣を感じながら、越前焼の器で抹茶が楽しめる。3月6日まで。
越前焼や茶苑をPRしようと2010年から行っている。町民からの寄贈、貸与を受けたものや職員が持ち寄った7段飾りなど10セットを、48畳の大広間に飾り付けた。
また、同館陶芸教室で講師を務めるスタッフ7人が制作した越前焼のひな飾りも約60点展示。同館と交流のある愛媛県の砥部(とべ)焼の磁器や越前竹人形、福井市の越前和紙人形作家、高橋輝代さんのひな飾りも並び、大広間を華やかに彩っている。
展示期間中は抹茶に加え、ひな人形にちなんだ生菓子が付く。1人500円。