直江津港の釣り場

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直江津港釣り場 7月から防波堤本格開放 新潟県、安全面や運営問題なく

新潟日報(2016年4月14日)

 県は7月から、釣り人向けに直江津港(上越市)の第3東防波堤を本格的に有料で開放する。昨秋の試験開放中に安全面や港の運営面で問題がなかったためで、試験開放時よりも区間を200メートル延長。既に開放している柏崎港西防波堤でも釣り場の区間を沖に拡大する。

 防波堤の本格開放は2011年度の新潟東、14年度の柏崎に続いて3港目。これまでに大きな事故は起きていない。安全対策が取られた釣り場が上中下越に1カ所ずつ設けられることになり、内陸部からの県外客の呼び込みにも期待がかかる。

 直江津港の開放は、15年5月に糸魚川市の姫川港沖の立ち入り禁止区域で釣りをした男性ら2人が死亡した事故を受け、上越地域にも安全な釣り場を設けようと検討してきた。15年10月の試験開放には、4日間で280人(うち県外から129人)が訪れた。

 本格開放の期間は7月中旬~11月末、利用時間は日の出~日の入りを予定。これまで釣り場近くに駐車場がなく、試験開放時に要望が多かったため、防波堤近くに無料の駐車場を整備する。1日大人800円程度の利用料を課す予定。

 運営は試験開放時と同じNPO法人ハッピーフィッシング(聖籠町)が担う。悪天候時に釣り場を閉鎖したり、巡視員を置いて救命胴衣の着用を義務づけたりして安全対策を取る。

 また柏崎港では、釣り場の区間を現在の1キロから1・45キロに伸ばす。釣果が上がることが期待できるという。

 県港湾整備課は「ルールを守って釣りを楽しんでほしい。ほかにも条件が整うところがあれば開放していきたい」としている。

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