16、17の両日に入善町で開かれる「にゅうぜんフラワーロード」のウエルカムイベントに向け、チューリップを発光ダイオード(LED)で照らし出す「夜のライトアップ」の試験点灯が14日夜、会場で行われた。
メイン会場のJAみな穂中央農業倉庫(同町入膳)北側にあるほ場(約25アール)に、高さ約3メートルの足場2組を設置。プログラミング操作により、青や赤など計4色のLEDの光を白い花を付ける品種「白雲」約8万本に当てた。町フラワーロード実行委員会(杉澤忠司委員長)のメンバーらが光の強さを調節したり色彩の広がりを確認したりして、本番に備えた。
夜のライトアップはフラワーロード開催20回の記念事業の一つで、両日とも午後6~同9時に実施。町キラキラ商工観光課は「自然界では見ることができない青いチューリップも表現する。ぜひ多くの人に足を運んで楽しんでほしい」と話している。
ウエルカムイベントでは、「ちゅうりっぷグルメ横丁」と銘打ち県内外の飲食団体がブースを出展するほか、17日に近隣市町のゆるキャラを集めた催しも開かれる。問い合わせは同課、電話0765(72)1100。