企画展「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」が開かれている県立近代美術館で4日、「スター・ウォーズの日」を記念した「仮装入館デー」が行われ、映画のキャラクターに扮(ふん)したファンらでにぎわった。開幕からの入館者も1万人を超え、節目の入場者に記念品が贈られた。
5月4日は、劇中の名せりふ「May(メイ) the(ザ) Force(フォース) be(ビー) with(ウィズ) you(ユー)(フォースと共にあらんことを)」をもじり、「May the 4th」として「スター・ウォーズの日」に制定されている。
この日は、朝から美術館前にファンの長い列ができ、開館時間を20分繰り上げた。会場は、大勢の親子連れや若者らに交じり、ダース・ベイダーやルーク、レイア姫など、人気キャラクターの仮装を楽しむ人たちの姿が見られた。オビワン・ケノービのコスプレ姿で参加した滑川市寺家小学校1年、松本薫君は「戦闘シーンが大好き」とヒーローになり切っていた。
1万人目の入館者となったのは富山市高木南、会社員、松井良太さん(35)一家6人。杉野秀樹副館長から記念品を贈られ、「小学生のころからのファン。映画で見たキャラクターが目の前にいて興奮している」と笑顔を見せた。
同展は県立近代美術館、北日本放送、北日本新聞社主催。6月26日まで。