「環水公園夏まつり2016」が14日、富山市湊入船町の富岩運河環水公園で行われた。家族連れらが夜空と運河を華やかに彩る花火や、多彩な催しを楽しんだ。
移動販売車が並びラーメンやクレープ、かき氷などが販売された。野外劇場では「水辺のコンサート」が開かれ、県内で活動する6組がバンド演奏やアカペラなどを披露。スーパーボールすくいや輪投げができる縁日コーナーもあった。
夜は約千発の音楽花火ショーがあり、石井隆一知事らのカウントダウンで幕開け。映画音楽に乗せて一斉に打ち上げられた後、クラシック音楽などに合わせて迫力のある花火が次々と繰り広げられ、水(みな)面(も)を照らした。天門橋の仕掛け花火では、光のシャワーが運河に降り注ぎ、大勢の人が見入っていた。
イベントは、富山駅北地区の活性化と魅力アップを目指し、県と北日本新聞社などでつくる環水公園等富山駅北賑(にぎ)わいづくり実行委員会が開いた。