クリスマスを前に、長岡市寺泊花立の寺泊水族博物館では、サンタクロース姿の女性飼育員による魚の餌付けショーが好評だ。１０日も親子連れらが訪れ、サンタの遊泳に歓声を上げた。

　大回遊水槽には、約２００匹のシマアジやロウニンアジなどが展示され、クリスマスツリーも飾られている。サンタ姿の飼育員が、イカやホッケの切り身が入った袋を手に登場し、魚たちに"プレゼント"して回った。

　家族と訪れた新潟市北区の小学２年（８）は「サンタさんが見えなくなるくらい魚が集まってきてすごかった」と驚いた様子。妹（６）は「サンタさんに魚がついて行くのが楽しかった」と笑顔だった。

　２５日までは無休でショーを毎日４回実施。トナカイのような角を持つトナカイイチョウガイも展示中だ。