入善町下山の下山(にざやま)芸術の森発電所美術館で20日、ライトアップ事業「にゅうぜん恋コイひかりプロジェクト」の点灯式が開かれ、展望塔周辺を幻想的に照らし出した。
町内の公共施設を活用して通年でイルミネーションを楽しめる町のシンボルをPRする事業。「恋」を呼び込むデートスポット、町に「来い」と呼び掛ける観光スポットの二つの役割を期待する。展望塔の頭頂部を季節ごとに4色のイメージカラーで彩り、美術館やイチョウの木、階段にも発光ダイオード(LED)を取り付ける。
式では笹島春人町長と梅津將敬副町長、鬼原征彦町議会議長がボタンを押し、高さ約20メートルの展望塔や広場に光をともした。訪れた親子連れらは写真を撮るなどして雰囲気を楽しんだ。
点灯時間は10~3月が午後5~11時、4~9月が同6~11時。