赤やピンクなどのアザレア約500鉢が咲き誇る企画展=5日、新潟市秋葉区

赤やピンクなどのアザレア約500鉢が咲き誇る企画展=5日、新潟市秋葉区

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アザレア100種新春華やかに 県立植物園で企画展

新潟日報(2017年1月6日)

 新潟県で栽培の盛んなアザレアが華を競う企画展が2月19日まで、新潟市秋葉区の県立植物園で開かれている。赤や白、ピンクなど約100品種500鉢が咲き誇り、来園者の目を楽しませている。

 アザレアは新潟県を代表する花として、植物園が2000年から収集を進めてきた。コレクションから選び抜いた展示もことしで16回を重ねる。

 会場の観賞温室第2室では、秋葉区の生産者が開発した「紅姉妹」の鮮やかな赤い花をはじめ、現在ではほとんど生産されていない淡いピンクの希少品種「玉垂錦」などが競演。新潟県のアザレア生産の歴史を解説したパネルも並んでいる。

 訪れた観賞者は「白い花がきれい」「甘いにおいがする」と会話を弾ませ、お気に入りの花を写真に収めた。田上町の専門学校2年(20)は「アザレアの種類の多さを初めて知った。カラフルで気持ちも華やぐ」とほほ笑んだ。

 毎週月曜休館。9日と2月13日は開館。料金は大人600円。

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