日本のスキー発祥の地とされる上越市の金谷山スキー場が２１日、オープンした。営業開始を待ち望んでいた地元の家族連れらが朝早くから訪れ、にぎわいを見せた。

　少雪で営業が心配されたが、先週末のまとまった雪でこの日の積雪は５０センチ。昨季より１週間早くオープンした。ここ数日はまとまった雪が降っておらず、雪質は硬め。訪れたスキーヤーは慎重に雪質を確かめながら、滑りを楽しんだ。

　親子３人で訪れた上越市の主婦（４０）は「天気が心配だったが、滑ることができてよかった」と喜んだ。

　スキー場管理者の尾崎利雄さん（６４）は「なかなか雪が降らず心配したが、営業できてよかった。２月４、５日のレルヒ祭までにもう少し積もってくれるといい」と話した。営業は午前９時～午後４時半。問い合わせは金谷山スキー場、０２５（５２５）４２９５。