地元産ウルイと、それを使ったペペロンチーノを手にするシェフの渡辺勉さん=魚沼市原

地元産ウルイと、それを使ったペペロンチーノを手にするシェフの渡辺勉さん=魚沼市原

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魚沼の味覚 お得に食べ歩き

新潟日報(2017年2月1日)

 お得なチケットを使って魚沼市内の食べ歩きが楽しめる「食まちうおぬま冬の陣」が、10日から市内の飲食店19店で始まる。参加店主は「魚沼が持つ食材の魅力を発見してもらえるような料理を提供していきたい」と意気込んでいる。

◎「開高めし」や塩糀ピザなど 19店自慢の品提供

 市は魚沼産コシヒカリや山菜、魚野川のアユなど食の魅力を生かしたまちおこしに取り組んでいる。今回は、冬の飲食店を盛り上げようと、初めて企画した。

 市調理師会など関係団体が実行委員会をつくり、1枚で千円程度の飲食が楽しめる4枚つづりのチケットを3千円で販売する。

 参加するのは市内のレストランや居酒屋、中華料理店など。作家・開高健が好んだ山菜チャーハン「開高めし」や、塩糀(こうじ)ピザ、美雪ますの刺し身など各店自慢の品が並ぶ。

 原地区のフレンチレストラン「プルミエ」では、地元産のウルイを使った「うるいとアサリのペペロンチーノ」を提供する。ユリ産地の原地区では、ユリ農家が冬場にビニールハウスでウルイを生産している。

 シェフの渡辺勉さん(59)は「ウルイはシャキシャキ感があって苦みがなく、パスタに合う」と説明。「山菜や野菜は料理のエキスに染まっておいしくなる。地元産の品々を食べて、一足早く春を感じてほしい」と期待している。

 冬の陣は28日まで。チケットは400セットを準備し、市湯之谷庁舎や参加店舗で販売している。問い合わせは市健康増進室、025(792)9763。

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