丸く盛ったご飯を円墳に見立てた「古墳カレー」が、福井県越前町上川去の道の駅「パークイン丹生ケ丘」で話題を集めている。
同駅の立地する朝日山は「朝日山古墳群」があり、全長70メートル規模の前方後円墳や円墳、方墳などが数多く分布している。昨年11月、町観光連盟が企画した古墳ツアーがきっかけで、古墳をモチーフにしたカレーを考案した。
円墳に見立てて丸く盛りつけたご飯は、地元で育てられた古代米(赤米)と白米、17種類の雑穀をまぜてあり栄養満点。周囲にはパプリカやサツマイモなど5種類の野菜の素揚げと中辛のルー、ハッシュドポテトが添えられる。注文を受けてから野菜を揚げるため食感が良く、ルーとの相性も抜群に良い。
同駅の杉浦美智代チーフ(45)は「見る方向によっては前方後円墳に見えるかも」と新たな楽しみを提案していた。
1食850円。1日限定20食。