約500匹のホタルイカを入れた水槽をのぞき込む来場者

約500匹のホタルイカを入れた水槽をのぞき込む来場者

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神秘の光見られます ほたるいかミュージアムで発光ショー

北日本新聞(2017年3月19日)

 滑川市中川原のほたるいかミュージアムは18日、今シーズンの「ほたるいか発光ショー」を始めた。同市の「ほたるいか海上観光」は中止となったが、同施設は「『滑川といえばホタルイカ』というイメージを継続していくためにも多くの人にPRしたい」としている。5月末まで。

 ライブシアターに設置された半円形の特殊水槽に滑川沖の定置網で取れたホタルイカ約500匹を入れた。暗闇の中、来場者が水槽の網を引いて刺激を与えると青白く光った。間近で見る神秘的な光に「きれい」「おー」と歓声を上げていた。県外からの団体客もおり、生態や漁の様子を紹介した映像を楽しんだ。

 期間中、ショーは毎時20分と50分から行う。「深海不思議の泉」と題して生きたホタルイカに触れられるコーナーを設けた他、プレゼント企画やクイズ、塗り絵といった多彩な催しを実施している。

 ほたるいかミュージアムはショーの開催に合わせ、新商品のオリジナルジグソーパズルを販売している。ホタルイカの全身発光と、ダンゴムシの仲間で深海に生息するダイオウグソクムシの2種類を用意し、それぞれ1500円。

 問い合わせは同施設、電話076(476)9300。

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