富山湾蜃気楼(しんきろう)ヨットレースの大会実行委員会(藤本貢委員長)は12日、魚津市大町公民館で競技説明会を行った。6月3、4の両日、射水沖や魚津沖を舞台に開くことや、2日目に魚津沖を1周するレースを開催することなどを確認した。北日本新聞社後援。
海洋競技人口の拡大を狙い、ヨット愛好家らでつくる実行委員会と県セーリング連盟(高桑幸一理事長)が2012年にプレ大会を開き、翌13年から毎年開いている。
3日は「第5回魚津市長杯争奪 富山湾横断蜃気楼ヨットレース」として射水市の海竜マリーナ沖から魚津港沖の約25キロを十数隻が航行。節目の大会を記念し県外チームも招く。終了後には飲食やフラダンスが楽しめる催し物を開く。
4日には「魚津蜃気楼ヨットレース」を実施。昨年好評だった試乗会も行い、普段なじみないヨットに乗ってもらい魅力を知ってもらう。
競技説明会では、12人がレースの要項を確認した。藤本委員長は「海岸から近いところでレースを見ることができ、迫力が感じられる。臨場感あふれる大会を大勢の人に見に来てほしい」と話した。