一面の菜の花畑を散策する家族連れら=14日、妙高市関山

一面の菜の花畑を散策する家族連れら=14日、妙高市関山

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風薫る里に菜の花 妙高・大洞原 残雪を背に

新潟日報(2017年5月17日)

 広大な菜の花畑が広がる妙高市関山の大洞原(だいどうはら)地区で14日、「菜の花まつり」が開かれた。会場の「ハートランド妙高」近くの約2ヘクタールの花畑には黄色の花が咲き、雪が残る妙高山を背景に、多くの家族連れらが冬と春の共演を楽しんでいた。

 まつりは菜の花を楽しんでもらおうと市グリーン・ツーリズム推進協議会が主催した。大洞原地区では、地元住民らが耕作放棄地の解消に向け、2011年から菜の花の栽培に取り組んでいる。14日は3分咲きだったが、20日ごろに見頃を迎え、5月末まで楽しめるという。

 青空の下、花畑では山を背景に写真を撮る人や、菜の花の間に設けられた通路に入って遊ぶ子どもの姿が見られた。特産品の販売や米粉ピザの手作り体験なども人気を集めていた。

 家族3人で初めて訪れたという上越市の会社員男性(28)は「少し早かったが、妙高山など周りの景色も含めてきれい」と笑顔だった。

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