積雪不足でオープンが遅れていた阿賀町川口の町営三川・温泉スキー場が５日、今季の営業をスタートさせた。晴天の下、冬休み中の子供たちが訪れてゲレンデに歓声が響いた。

　例年より降雪が早かったことから、町関係者は３季ぶりの年内オープンを期待したが、雪待ちの状態が続いていた。３日の降雪でコースを整備し、オープンにこぎつけた。

　初心者の子供も目立ち、親に続いてボーゲンでゆっくりと滑ったり、並走したりする姿が見られた。シーズン券を購入した新潟市江南区二本木の男子高校生（１６）は「小学生のころから通っているスキー場でオープンを待ち望んでいた。１０回以上は滑りに来たい」と話した。

　営業時間は午前９時から。平日は午後４時まで、土曜は午後９時まで。日曜、祝日は午後６時まで。毎週火曜は女性のリフト料金が無料、平日は学生証提示でリフト１日券が半額になるサービスがある。

　問い合わせはスキー場管理事務所、０２５４（９９）３７３８。