柏崎市谷根地区の自然などの魅力を紹介する冊子「そこにあるもの」

柏崎市谷根地区の自然などの魅力を紹介する冊子「そこにあるもの」

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柏崎谷根の魅力、山ほどあったんね 女子美大生らPR冊子

新潟日報(2018年4月13日)

 柏崎市の谷根(たんね)地区をキャンドルの明かりで照らすアートイベント「たんねのあかり」に携わる女子美術大学(相模原市)の学生らが谷根の自然や生き物、イベントの様子などをまとめた冊子「そこにあるもの」を作成した。外から見た谷根の魅力を紹介する内容で、学生らは「冊子を読むことで、谷根の温かさに触れられる」とPRしている。

 たんねのあかりは同大の教員らが2009年から始めたイベント。近年は隔年で行われ、実施年のことしは10月に開かれる。イベントでは学生らと住民が協力してキャンドルを手作りし、地域を彩る。

 冊子は学生らが谷根の魅力を住民に再発見してもらうとともに、地域のPRに役立てようと作成。手書きの地図のほか、たんねのあかりをはじめ、田んぼ、カエル、神社などの写真を掲載した。17年夏に谷根で行ったキャンドル作りと植物のスケッチのワークショップの様子も盛り込んだ。

 9日には学生や谷根の住民らが、柏崎市役所の桜井雅浩市長を訪問。冊子50冊を市に渡した。桜井市長は「学生のみなさんのセンスで、谷根の良さが表現された冊子だ。市のPRにうまく使っていきたい」と話した。

 作成に携わった同大4年の女子学生(21)は「谷根の自然などすてきな場所を掲載できた。いろいろな人に見てもらいたい」と語った。

 冊子はA5判30ページ。市役所1階の元気発信課で閲覧できる。問い合わせは同課、0257(21)2311。

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