新潟市江南区沢海2の豪農の館、北方文化博物館で5月2日、フジの花が満開となり見頃を迎えている。訪れた人々は、頭上いっぱいに広がる80畳の藤棚の下で日なたぼっこをしたり、写真を撮ったりしながら、甘い香りが漂うのどかな庭を楽しんでいた。
フジは樹齢約150年。周囲約1・6メートルの幹を中心に、四方に枝を広げる。薄紫の花を付け、垂れ下がる房は1メートルを超える。
夫婦で花の撮影を楽しんでいた同区の会社員(24)は「藤棚は初めて見たがとてもきれい。色がかわいくて写真映えする」と満喫していた。
10日までの午後5時半から8時、藤棚や邸宅をライトアップしている。入館料は大人800円、小中学生400円(日曜、祝日は無料)。夜間は一部開放で大人100円、中学生以下無料。問い合わせは同館、025(385)2001。