見頃を迎えている千古の家のハナショウブ=6月20日、福井県坂井市丸岡町上竹田

見頃を迎えている千古の家のハナショウブ=6月20日、福井県坂井市丸岡町上竹田

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山里彩るハナショウブ 坂井・千古の家1万5千株見頃

福井新聞(2018年6月21日)

 福井県坂井市丸岡町上竹田の国の重要文化財「千古の家」(坪川家住宅)で、ハナショウブが見頃を迎えている。鮮やかな紫や白の花が、茅葺(かやぶ)きの屋根と山里の緑に彩りを添えている。

 千古の家では、山際の棚田状に3段に広がる「花菖蒲(はなしょうぶ)園」が整備され、約3千平方メートルに、約20種類、1万5千株が植えられている。栄養分が豊富な冷たい山水を引いているため、訪れた人から毎年、「色が鮮やか」と好評という。

 6月20日は花びらが雨にしっとりとぬれ、梅雨らしい雰囲気を演出。観光客やカメラマンらが次々と訪れ、趣のある古民家との共演に心を癒やしていた。

 同住宅保存会の坪川ますみさんは「今年は大雪に見舞われ春が遅くなり心配していたが忘れずに咲いてくれた。落ち着いた時間を過ごしてもらえたら」と話していた。7月上旬ごろまで楽しめるという。

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