ことし苗場スキー場に新設された「インスタ映え」スポット=湯沢町

ことし苗場スキー場に新設された「インスタ映え」スポット=湯沢町

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湯沢 スキー場半数超営業 インスタ映え意識、遊具も充実

新潟日報(2018年8月23日)

 スキーの町・湯沢。冬だけの観光地かと思いきや、近ごろ、湯沢町のスキー場は夏もにぎわっている。町観光協会によると、スキー場12カ所のうち半数超が、夏季営業や通年営業を実施。時代の流れを取り込んで「インスタ映え(写真映え)」スポットを設けたり、子ども向けのアトラクションを充実させたりと、冬以外も客を呼び込もうと、各施設は知恵を絞っている。

 三国の苗場スキー場は、一時休止していた夏営業を2012年に再開した。ゲレンデをコースにした4輪バギーの運転体験やウオータースライダー、釣り堀などを設ける。ことしはゴンドラに乗って上がる標高1518メートルの「天空テラス」に、写真を撮ると立体的に写る壁絵を用意。インスタ映えによる集客を狙う。

 同スキー場は「日帰りでも宿泊でも大歓迎。春・秋のゴンドラ運行と合わせ、オールシーズンリゾートを目指したい」と意気込む。

 土樽の湯沢中里スノーリゾートではゴルフのショートコースなどのほか、ワイヤ滑降やつり橋で、ターザンの様に木々を移り渡るアスレチック「フォレストアドベンチャー」をスキーシーズン前まで運営する。小学4年生以上対象だったが、ことしは、小さな子ども向けにより安全性を高めたコースも設けた。

 同リゾートは「毎年10%以上客足が伸びている」とする。神奈川県から友人と訪れた会社員、男性(28)は「スリリングで達成感がある。めっちゃ楽しめるテーマパークですね」と汗を拭った。

 さらに湯沢高原はボブスレーやアスレチックなどを運営、ガーラ湯沢がサマーゲレンデを開設するなど、各施設とも特徴を出す。夏の観光客を取り込むとともに、スキー場を知ってもらい、冬の再来訪にもつなげようとしている。

 この動きを町も歓迎。町内の宿泊客増加につながるほか、通年営業により、将来的にはスキー場の通年の雇用につながるとみるからだ。冬のイメージが強い湯沢だが、通年の観光地を目指す。産業観光部は「ブランド向上につながる」と話した。

 夏季営業期間は、苗場スキー場が8月26日までなど、施設によって異なるため、利用前には確認が必要だ。

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