7~9日に行われる安宅住吉神社(小松市)の例大祭「安宅まつり」(北國新聞社後援)の実行委員会は、衛星利用測位システム(GPS)を初めて導入する。QRコードを読み取ると町を練る曳舟(ひきぶね)などの現在位置が分かる仕組みで、祭りを一層楽しんでもらう。
町外からの見物客や写真愛好家から、町内を巡行する出し物の場所が分かりにくいとの声を受け、獅子舞、神輿(みこし)、曳舟と最終日の輪踊り会場にGPSを設置することになった。
祭りのポスターに記載したQRコードをスマートフォンなどで読み込むと、地図上にイラストが表示されて位置が分かる。ポスターは、同神社のほか駐車場やバス停などに貼り出す。