祭り本番に向けて造り物の制作に取り組む青年団員=白山市鶴来水戸町

祭り本番に向けて造り物の制作に取り組む青年団員=白山市鶴来水戸町

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ほうらい祭り 造り物の制作がピークに

北國新聞(2018年10月4日)

 6、7日に白山市鶴来地区で行われる金劔宮(きんけんぐう)(鶴来日詰町)の秋季祭「ほうらい祭り」に向け、祭りの目玉となる「造(つく)り物(もの)」の制作作業がピークを迎えている。今年は5体が獅子方とともにまちなかを練り歩く予定で、制作を担う青年団員らは連日、夜遅くまで組み立て作業に当たり、祭り本番を心待ちにしている。
 鶴来水戸町の水戸町集会場では2日、四町(大国町、古町、水戸町、大国西町)の青年団員やOBら約40人が、造り物を担ぐ棒を麻のロープでしっかりと固定し、巡行に備えた。「武将」をテーマにした造り物は高さ約5メートルで、丸太や竹、わらなどを使って仕上げている。
 四町は8月中旬から造り物の制作を開始し、現在は青年団員が毎日午後7時半から翌日の未明まで作業に取り組んでいる。4日までに完成する予定で、廣瀬直哉青年団長(31)は「甲冑(かっちゅう)の細部までこだわって制作している。妥協せず、迫力のある造り物を披露したい」と意気込んだ。
 今年は四町のほか、朝日町、知守町、新町、日詰町・下東町の計5町会が造り物を披露する。

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